流星(5)
これは日記のようなエッセイのような小説のようなお話。気が向いたら適当に続きを更新していきます。
決着というのは彼女に自分の思いとかを全て正直に話そうとすることだ。恋人にはなれない、関係性としてはセフレ以上にはなれない。それでもこのまま関わり続けるかどうかを聞くことにした。
当時も思ったことだが、文面にしてみるとよりクズ男っぽさが出てしまう。だが、ここで彼女が引いてくれるならそれでいいと思っていた。一緒に遊びに行く程度ならまだしも、体の関係を持つなら絶対確認しておかないといけない事だった。
ある時、彼女に好きと言われた時、彼女にこう切り出した。
「僕達は恋人にはなれないよ。なってもセフレまでだよ。それでもいいの?」
彼女の答えはなんとなく予想していた通りだった。
「恋人になれないのは最初から分かってる。友達でもお互い興奮したらするし、それでもいいよ。」
やはり彼女は引かなかった。このままズルズルと関係性は続くのだろうか。早く本命の彼女が欲しい。この時強くそう思った。
……To be continued