流星(3)

これは日記のようなエッセイのような小説のようなお話。気が向いたら適当に続きを更新していきます。

 

※ここから先は内容がセンシティブになるので注意してお読みください。

 

 

彼女が送ってきた言葉は僕の全ての想定を嘲笑うかのような言葉だった。

 

「私ね、少しだけ、、、」

「少しだけ、えちちなの」

 

あまりにも想定外の言葉に思考回路が停止する。数刻後、何とか考えを巡らせ言葉を返す。

 

「少しくらい気にしないよ」

 

思えば、ここが全ての分岐点だった。

 

この夜、チャット上での彼女からの誘いに乗ったことが最大の間違いだった。

 

どちらからともなく始まる甘いやり取り。全てが終わった後、僕は我に返った。ここでようやく2人に先がないことに気づくのだった。

 

「これからもしてくれる?」との言葉に、慌てて僕は「僕たちに先はないよ」「もし、仮に付き合ったとしても、結婚までは絶対にできない。それでもいいならいいよ」と打つ。

こんな言葉を吐く僕に嫌悪感を抱きながら、眠りについた。

 

𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹