流星(4)

これは日記のようなエッセイのような小説のようなお話。気が向いたら適当に続きを更新していきます。

 

 

翌朝。彼女からのおはようのメッセージで目を覚ます。実年齢よりも幼い言動の彼女に少しだけ驚く。昨日お互いに見せてはいけないものを見せたのに、今朝も止まらないらしい。

 

昨日の後悔を思い出す。流されてはいけないと思いつつ、抗えない。僕らはメッセージを始めて1日とは思えない、恋人のようなやり取りを続けた。

 

5日くらいたって、僕は一人旅に出かけた。彼女は関係なく、ずっと前から計画していたものだ。

 

「旅行中はあんまり話せないよ。」

 

彼女は寂しがりつつも、仕方ないと言ってメッセージはとても少なくなった。このままフェードアウトしてもいいんだけど、と思いながら快適な旅をしていた。

 

旅先のホテルで僕は友達にこれまでの経緯とかを話した。僕の中でどうしたいかの答えはもう既に出ていたが、頭の中を整理したくて友達に連絡をとった。友達は驚きながら笑っていた。これまで全く女っ気がなかった僕からの報告をとても楽しんでる様子だった。

 

友達とのやり取りが終わったあと、僕は決着をつけようと決意した。

 

𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹